約 3,257,866 件
https://w.atwiki.jp/bousoku/pages/367.html
タイプウェルウェル配列は、高速タイパー俺が作った配列。通称TWW。(てぃーうぃーうぃーと読む) 中指シフトを基準としていて、タイプウェル国語Kに特化している。 外部リンク タイプウェルウェル配列・通称TWW
https://w.atwiki.jp/sysd/pages/2209.html
ウェルネット 本店:札幌市厚別区下野幌テクノパーク一丁目1番15号 【商号履歴】 ウェルネット株式会社(1996年7月~) 西北石油ガス株式会社(1983年4月1日~1996年7月) 【株式上場履歴】 <東証1部>2014年12月19日~ <東証2部>2014年2月28日~2014年12月18日(1部指定) <東証JASDAQ>2013年7月16日~2014年2月27日(2部指定) <大証JASDAQ>2010年4月1日~2013年7月15日(東証に統合) <ジャスダック>2004年12月21日~2010年4月1日(取引所閉鎖) 【筆頭株主】 株式会社いちたかガスワン(親会社) 【沿革】 昭和58年4月 ㈱一髙たかはしの電算業務の受託を目的として札幌市白石区本通に西北石油ガス㈱を設立 平成8年7月 事業内容を新規事業である代金決済及び代金決済周辺事業に集中し、合わせて商号をウェルネット株式会社に変更 平成9年4月 請求書発行代行サービス及びコンビニ収納代行サービス業務を開始 平成9年10月 「コンビニ収納代行システム」の開発完了、サービス開始 平成10年4月 「コンビニ収納代行システム」で通商産業省(現経済産業省)より新規事業法に認定 平成10年9月 東京都千代田区内神田に東京オフィス開設、営業部を東京オフィスに移転 平成11年3月 マルチメディア端末を利用した「ペーパーレス&リアルタイム現金決済システム」で北海道より中小企業創造活動促進法に認定 平成11年7月 ㈱一髙たかはし(札幌市中央区)が当社株式50.2%を取得 平成11年10月 本社を札幌市中央区大通西に移転 平成12年5月 マルチメディア端末を利用した「ペーパーレス&リアルタイム現金決済システム」開発完了、ローソン全店でサービス開始 平成12年6月 24時間対応のマルチメディア端末サポートセンターを札幌市厚別区下野幌テクノパークに開設、24時間有人サポート体制確立 平成12年7月 マルチメディア端末を利用した国内大手航空会社3社の航空券を対象とした「キャッシュレスチケットサービス」を開始 平成12年8月 営業部を拡張し、東京都千代田区有楽町に東京オフィスを移転 平成13年3月 マルチメディア端末を利用した「高速バスチケット代金収納代行&チケット発券サービス」を開始 平成13年4月 「ペーパーレス&リアルタイム現金決済システム」をファミリーマートのマルチメディア端末に接続、サービス開始 平成14年1月 システム業務の集約を図るため札幌市厚別区下野幌テクノパークに新社屋取得 平成14年4月 個人情報保護水準(JIS Q 15001)をクリアし、(財)日本情報処理開発協会よりプライバシーマークの認定を取得 平成14年5月 本社を札幌市厚別区下野幌テクノパークに移転 平成14年7月 二次元コードを利用した携帯電話チケットを日本武道館の13,000人コンサートで実用化 平成15年1月 「ペーパーレス&リアルタイム現金決済システム」をみずほ銀行ATMと接続し、決済地点を拡大 平成15年7月 「ペーパーレス&リアルタイム現金決済システム」をサークルケイ、サンクスのPOSレジに接続し「オンライン決済」としてサービス開始。JALグループにおいて空港の自動チェックイン機で「ケータイチェックイン」サービス開始 平成16年1月 「マルチペイメントサービス」の決済方法をネットバンキングに拡大 平成16年4月 二次元コード配信のASPサービス開始 平成16年5月 二次元コードを利用した「ケータイチケット」(二次元コード認証サービス)を高速バスチケットとして実用化 平成16年12月 ジャスダック証券取引所に株式を上場 平成17年2月 「マルチペイメントサービス」をセブン-イレブンのインターネット決済と接続し、決済地点を拡大 平成17年10月 オンライン発行によるプリペイドカード「PIN」の販売サービス開始 平成17年12月 空港バスのチケットを携帯電話で予約、購入、乗車できる「95bus.com」サービスの開始 平成18年3月 「マルチペイメントサービス」が三井住友銀行ATMと接続 平成18年4月 「マルチペイメントサービス」が日本郵政公社ATMと接続 平成18年6月 「マルチペイメントサービス」がミニストップ(オンライン決済)に拡大。「マルチペイメントサービス」がイーバンク銀行と接続 平成18年7月 「マルチペイメントサービス」がデイリーヤマザキ、ヤマザキデイリーストア、タイムリーに拡大 平成18年12月 「マルチペイメントサービス」がジャパンネット銀行と接続 平成19年3月 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格である「ISO/IEC27001:2005」及びその国内規格である「JIS Q 27001:2006」の認証を取得
https://w.atwiki.jp/faren_ency/pages/311.html
ミッドウェイ ピヨン様の初期領地。戦術マップはシンプル。 何気にリュッセル城よりもほんの少しだけ城壁が多い。 -- (´・ω・`|∀・)っ|) (2008-12-02 22 10 22) 海戦してそうな名前だがファーレンでは砂漠の地名 -- 名無しさん (2020-04-29 17 49 36) ↑雪原だよ -- 名無しさん (2020-10-10 00 27 35) ピヨンはミッドウェー海戦の亡霊だった……?(あ) -- 名無しさん (2020-10-13 18 26 35) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/702.html
エスプガルーダII~覚聖せよ。生まれし第三の輝石~ part63-102~107 102 エスプガルーダII・1:2012/09/24(月) 02 17 38.93 ID usJ5VaR50 未解決一覧にあった「エスプガルーダII~覚聖せよ。生まれし第三の輝石~」を投下します。 【プロローグ】 前作の戦いである「シンラ大戦」から3年後。 ソーマ国はシンラと大戦を引き起こした聖霊(ガルーダ)の技術を入手。 シンラの技術に自らの技術を加え、人為的にガルーダ能力を手に入れる実験を行っていた。 しかしその実験は多くの人間、特に子供たちを使うものであり中には悲惨な死を遂げる者もいた。 国王は娘のジャノメと息子のツバメも実験体に利用するが、完全なガルーダにはならなかった。 唯一ガルーダとして覚聖できたのはアサギだけだった。 アサギは自分が生み出されるまでに多くの人間が犠牲になっていることを知り、反乱を企てることにした。 ソーマ国初のガルーダとして称号を受ける授与式の日。アサギは覚聖能力で国王を殺害し逃亡を図る。 同刻、シンラ大戦で戦った兄妹のガルーダ、アゲハとタテハもソーマ国の現状を知り かつて自分たちが手をかけた義妹のセセリのような被害者を出さない為にソーマ国へ向かうのだった。 【キャラクター】 アサギ:本作品の主人公。ソーマ国唯一のガルーダ。一見明るい少女だがちょっとSっ気がある。 アゲハ:前作の主人公・兄。シンラ国によって生み出されたガルーダの一人。 タテハ:前作の主人公・妹。シンラ国によって生み出されたガルーダの一人。 ジャノメ:ソーマ国の姫。父の手により未完成なガルーダとなる。 ツバメ:ソーマ国の王子。姉と同じく未完成なガルーダ。父亡き後軍隊長として兵を率いる。 マダラ:通称ウェッハ。ソーマ王に忠誠を誓う将校の男。国王殺害時に自らも負傷し、機械と融合した装備で立ち塞がる。 セセリ:シンラ国の姫。3年前のシンラ大戦でガルーダ兄妹に四肢をもがれて敗退する。 103 エスプガルーダII・2:2012/09/24(月) 02 18 59.21 ID usJ5VaR50 【Stage1 運命は少女と共に】 ソーマ王を殺害し、逃亡を続けるアサギに軍の手が迫る。 そこへアゲハとタテハの兄妹が合流、バリアを発生させ追っ手の軍を一掃する。 自分と同じガルーダ能力を持ったアサギを見て驚く兄妹。 それをよそにアサギは飛び立つ。後を追うアゲハとタテハ。 「見つけたぞアサギィ!」 自分を追うものや他国への侵略を始めたソーマ軍の兵士をなぎ払うアサギの目の前に王子であるツバメが立ちはだかる。 能力増幅装置であるガルーダローブと呼ばれる偽翼を背負い襲い掛かるツバメ。 アサギの一撃がツバメを薙ぐ。「お姉ちゃぁぁぁん」と叫び、鮮血を撒き散らしツバメは海に墜ちていく。 【Stage2 生命の化身】 ソーマ国の襲撃により軍港となった港町上空を3人のガルーダは飛ぶ。 そこに響く「ウエッハッハッハッハ!」と豪快な笑い声。 かつてアサギによって半身を負傷した将校・マダラが巨大な銃を義手に装着して現れる。 アサギはものともせずマダラの残された生身の腕と銃を吹き飛ばし、船上にたたき付ける。 更に襲い来る生体兵器ヨルムンガンドを殲滅し、3人は空中要塞へと向かう。 【Stage3 姉と弟と・・】 廃棄処理場を兼ねた空中要塞。 迎撃の為に飛来する戦闘艇をなぎ払い3人がたどり着いたところは要塞とは不釣合いの空中庭園。 そこに響くすすり泣く声。庭園の中心には傷ついた弟を抱きしめる王女・ジャノメ。 「よくも…私のツバメを…!」 ツバメと同じガルーダローブを纏い、庭園の花をも巻き上げて攻撃を仕掛けるジャノメ。 しかしガルーダの力には敵わず、力尽きたジャノメは花びらが舞う中落下していく。 「ツバメ…ごめんね…」 104 エスプガルーダII・3:2012/09/24(月) 02 20 15.07 ID usJ5VaR50 【Stage4 砂塵浴びる哀】 空中要塞を後にし、渓谷を飛ぶ3人。 彼女に向かう軍隊も増え、綺麗な眺望の渓谷も戦火に包まれている。 渓谷を抜けた平原でアサギは巨大な機械と、搭乗者の声を聞く。 「俺はココだァ!」 それは港町で撃破したマダラだった。 自ら肉体を捨て、首から下を機械化したマダラは巨大戦車として立ちふさがった。 何度も変形を繰り返し攻撃を加えるマダラ。 しかしその体もガルーダの攻撃には耐え切れず爆発した。 「王子ぃぃぃ!姫様ぁぁぁぁぁ!」 最期までソーマ国に忠を尽くしたマダラの叫びは爆風の中に消えていった。 【Stage5 ずっとこの時を待っていた】 ソーマの中心都市ビフロンズまでたどり着いた3人。 激戦を繰り広げる中、アゲハとタテハは懐かしい存在を感じ取っていた。 その存在は都市にある広場の中心にいた。 「ずっとこの時を待っていた…必ず死なす!」 武器を手に偽翼を広げ飛翔するドレス姿の女性。 それはソーマ国の手によって蘇生し、復讐への一念から兵器化し、憎悪に満ちたセセリの姿だった。 「消し飛べぇぇえぇ!」 機械化した身体から武器を射出し襲い来るセセリ。 ガルーダの力がセセリの身体を打ち抜く。 崩壊していくセセリの身体、顔が割れ、機械の肌が露出していくなか、セセリは涙を流し散っていった。 「お父さま…ごめんなさい…」 105 エスプガルーダII・4:2012/09/24(月) 02 23 15.87 ID usJ5VaR50 【Stage6 完全なるモノへ】 3人はガルーダ研究施設へ強襲をかけた。 飛行艇や戦車をなぎ払い、施設内に突入すると複製されたガルーダの実験体が生身のまま襲い掛かってきた。 3人の力の前に鮮血を噴出し、断末魔をあげて散っていく実験体。 その先には巨大な生体維持装置・ガッデスガルーダがあった。 ガッデスガルーダを破壊する3人。 そこにはひとつの融合装置と互いに手を取り合ったジャノメとツバメの姿があった。 「融合すればガルーダになれるんだ!」 「これからはずっと一緒なの」 「お姉ちゃん行くよ!」 「いつでもいいわ、ツバメ」 「融合してしまったら、人間には戻れないのよ!」 叫ぶアサギの声も空しく、ジャノメとツバメは自ら融合装置の中へ飛び込んでいく。 二人は融合し、真ガルーダ・クジャクとなった。 圧倒的な力で襲い掛かるクジャク。覚聖した力で対抗するガルーダ。 戦いはガルーダの勝利で終わった。クジャクは崩壊し、ジャノメとツバメの融合も解ける。 その身体も轟音をあげて消滅していった。 106 エスプガルーダII・5:2012/09/24(月) 02 25 45.83 ID usJ5VaR50 【エンディング】 ・アサギ編 ジャノメとツバメが消滅するのを見たアサギは涙を流す。 「ガルーダの力なんてあったって、何も生み出せないのね…あたしなんて…消えてなくなればいいのよ!」 アサギは残る全ての力を実験施設めがけ打ち込む。 「さぁ行こう…アサギは良くやったよ…」 自分の中に宿る聖霊の言葉にアサギは笑みを浮かべ、爆風の中に消えて行った。 ・アゲハ編 「俺は、年端も行かない子供たちを殺してしまった。セセリ…おまえもそれで良かったのか…」 再び義妹を、年端も行かない子供たちを殺してしまったアゲハは自責の念に駆られる。 そんな彼を妹のタテハは抱きしめる。 「お兄ちゃんがそんなんでどうするのよっ!落ち込んでいてもしょうがないわ、築こうよ平和な世界」 タテハの言葉に我に帰るアゲハ。見つめあう二人の頭上にはガルーダの羽根と同じ蝶が舞っていた。 ・タテハ編 タテハは実験施設に囚われていた生存者の子供を救出した。 「良かった。みんな無事ね。これからは私が守ってあげるからね」 泣きながら駆け寄ってくる子供たち。 それを見たタテハは涙を流して死んでいったセセリの姿を思い出していた。 「セセリ…私たち、どうしてこんなになっちゃったの?もっと分かり合えたはずなのにね…」 107 エスプガルーダII・6:2012/09/24(月) 09 04 59.31 ID usJ5VaR50 【ブラックレーベル版・セセリ編】 XBOX360に移植されたブラックレーベル版ではセセリもプレイヤーキャラとして選択できる。 設定上はセセリと同等の力と記憶を持つクローン兵器。 身体機能の損傷により父であるシンラ国王・ジャコウが殺されたことまでの記憶がなく。 アゲハ・タテハのガルーダ兄妹と仲良く暮らしていた。 ソーマ国の騒乱を知り、記憶を取り戻さないままセセリは戦地に赴く。 都市へ侵攻する際、セセリはドレス姿の女性と対峙し、彼女を殺した。 それが自分のオリジナルであるとも知らずに。 ソーマ国の野望は打ち砕かれ焦土と化した地を見たセセリはオリジナルの記憶を思い出す。 大好きな父王が殺されたこと。殺したのは今まで慕っていた兄と姉だったこと。 そして今回の戦いでオリジナルである自分をも殺してしまったこと。 悲鳴をあげたセセリはそのまま気を失ってしまう。 気がつくとそこはガルーダ兄妹と母親が暮らす家だった。 セセリのお陰でソーマ国の野望は打ち砕かれたと感謝を述べ、目を覚ましたことを母親に報告するために部屋を後にする兄妹。 その姿を見送ったセセリの顔は歪んだ笑みを浮かべていた。 「戦いは…終わってなんか…いないよ!タテハにアゲハ…たった今始まったばかりだよ…必ず死なすっ!!」 全ての記憶を思い出したセセリは兄妹の殺害とシンラ国の復活という野望を新たに抱くのだった。 エスプガルーダIIのストーリーは以上。 予断だが、セセリは製作スタッフ(特に社長)のお気に入りキャラであり、 上級プレイヤーがストーリーを進めるとStage5のセセリが「憎悪に満ちたセセリ」という強化ボスになる。 「お前のようなボスがいるか」といわんばかりの弾幕の吐きっぷりに「この子はいろいろな意味で愛されてるなあ」と思う次第である。
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1733.html
エスプガルーダII~覚聖せよ。生まれし第三の輝石~ part63-102~107 102 エスプガルーダII・1:2012/09/24(月) 02 17 38.93 ID usJ5VaR50 未解決一覧にあった「エスプガルーダII~覚聖せよ。生まれし第三の輝石~」を投下します。 【プロローグ】 前作の戦いである「シンラ大戦」から3年後。 ソーマ国はシンラと大戦を引き起こした聖霊(ガルーダ)の技術を入手。 シンラの技術に自らの技術を加え、人為的にガルーダ能力を手に入れる実験を行っていた。 しかしその実験は多くの人間、特に子供たちを使うものであり中には悲惨な死を遂げる者もいた。 国王は娘のジャノメと息子のツバメも実験体に利用するが、完全なガルーダにはならなかった。 唯一ガルーダとして覚聖できたのはアサギだけだった。 アサギは自分が生み出されるまでに多くの人間が犠牲になっていることを知り、反乱を企てることにした。 ソーマ国初のガルーダとして称号を受ける授与式の日。アサギは覚聖能力で国王を殺害し逃亡を図る。 同刻、シンラ大戦で戦った兄妹のガルーダ、アゲハとタテハもソーマ国の現状を知り かつて自分たちが手をかけた義妹のセセリのような被害者を出さない為にソーマ国へ向かうのだった。 【キャラクター】 アサギ:本作品の主人公。ソーマ国唯一のガルーダ。一見明るい少女だがちょっとSっ気がある。 アゲハ:前作の主人公・兄。シンラ国によって生み出されたガルーダの一人。 タテハ:前作の主人公・妹。シンラ国によって生み出されたガルーダの一人。 ジャノメ:ソーマ国の姫。父の手により未完成なガルーダとなる。 ツバメ:ソーマ国の王子。姉と同じく未完成なガルーダ。父亡き後軍隊長として兵を率いる。 マダラ:通称ウェッハ。ソーマ王に忠誠を誓う将校の男。国王殺害時に自らも負傷し、機械と融合した装備で立ち塞がる。 セセリ:シンラ国の姫。3年前のシンラ大戦でガルーダ兄妹に四肢をもがれて敗退する。 103 エスプガルーダII・2:2012/09/24(月) 02 18 59.21 ID usJ5VaR50 【Stage1 運命は少女と共に】 ソーマ王を殺害し、逃亡を続けるアサギに軍の手が迫る。 そこへアゲハとタテハの兄妹が合流、バリアを発生させ追っ手の軍を一掃する。 自分と同じガルーダ能力を持ったアサギを見て驚く兄妹。 それをよそにアサギは飛び立つ。後を追うアゲハとタテハ。 「見つけたぞアサギィ!」 自分を追うものや他国への侵略を始めたソーマ軍の兵士をなぎ払うアサギの目の前に王子であるツバメが立ちはだかる。 能力増幅装置であるガルーダローブと呼ばれる偽翼を背負い襲い掛かるツバメ。 アサギの一撃がツバメを薙ぐ。「お姉ちゃぁぁぁん」と叫び、鮮血を撒き散らしツバメは海に墜ちていく。 【Stage2 生命の化身】 ソーマ国の襲撃により軍港となった港町上空を3人のガルーダは飛ぶ。 そこに響く「ウエッハッハッハッハ!」と豪快な笑い声。 かつてアサギによって半身を負傷した将校・マダラが巨大な銃を義手に装着して現れる。 アサギはものともせずマダラの残された生身の腕と銃を吹き飛ばし、船上にたたき付ける。 更に襲い来る生体兵器ヨルムンガンドを殲滅し、3人は空中要塞へと向かう。 【Stage3 姉と弟と・・】 廃棄処理場を兼ねた空中要塞。 迎撃の為に飛来する戦闘艇をなぎ払い3人がたどり着いたところは要塞とは不釣合いの空中庭園。 そこに響くすすり泣く声。庭園の中心には傷ついた弟を抱きしめる王女・ジャノメ。 「よくも…私のツバメを…!」 ツバメと同じガルーダローブを纏い、庭園の花をも巻き上げて攻撃を仕掛けるジャノメ。 しかしガルーダの力には敵わず、力尽きたジャノメは花びらが舞う中落下していく。 「ツバメ…ごめんね…」 104 エスプガルーダII・3:2012/09/24(月) 02 20 15.07 ID usJ5VaR50 【Stage4 砂塵浴びる哀】 空中要塞を後にし、渓谷を飛ぶ3人。 彼女に向かう軍隊も増え、綺麗な眺望の渓谷も戦火に包まれている。 渓谷を抜けた平原でアサギは巨大な機械と、搭乗者の声を聞く。 「俺はココだァ!」 それは港町で撃破したマダラだった。 自ら肉体を捨て、首から下を機械化したマダラは巨大戦車として立ちふさがった。 何度も変形を繰り返し攻撃を加えるマダラ。 しかしその体もガルーダの攻撃には耐え切れず爆発した。 「王子ぃぃぃ!姫様ぁぁぁぁぁ!」 最期までソーマ国に忠を尽くしたマダラの叫びは爆風の中に消えていった。 【Stage5 ずっとこの時を待っていた】 ソーマの中心都市ビフロンズまでたどり着いた3人。 激戦を繰り広げる中、アゲハとタテハは懐かしい存在を感じ取っていた。 その存在は都市にある広場の中心にいた。 「ずっとこの時を待っていた…必ず死なす!」 武器を手に偽翼を広げ飛翔するドレス姿の女性。 それはソーマ国の手によって蘇生し、復讐への一念から兵器化し、憎悪に満ちたセセリの姿だった。 「消し飛べぇぇえぇ!」 機械化した身体から武器を射出し襲い来るセセリ。 ガルーダの力がセセリの身体を打ち抜く。 崩壊していくセセリの身体、顔が割れ、機械の肌が露出していくなか、セセリは涙を流し散っていった。 「お父さま…ごめんなさい…」 105 エスプガルーダII・4:2012/09/24(月) 02 23 15.87 ID usJ5VaR50 【Stage6 完全なるモノへ】 3人はガルーダ研究施設へ強襲をかけた。 飛行艇や戦車をなぎ払い、施設内に突入すると複製されたガルーダの実験体が生身のまま襲い掛かってきた。 3人の力の前に鮮血を噴出し、断末魔をあげて散っていく実験体。 その先には巨大な生体維持装置・ガッデスガルーダがあった。 ガッデスガルーダを破壊する3人。 そこにはひとつの融合装置と互いに手を取り合ったジャノメとツバメの姿があった。 「融合すればガルーダになれるんだ!」 「これからはずっと一緒なの」 「お姉ちゃん行くよ!」 「いつでもいいわ、ツバメ」 「融合してしまったら、人間には戻れないのよ!」 叫ぶアサギの声も空しく、ジャノメとツバメは自ら融合装置の中へ飛び込んでいく。 二人は融合し、真ガルーダ・クジャクとなった。 圧倒的な力で襲い掛かるクジャク。覚聖した力で対抗するガルーダ。 戦いはガルーダの勝利で終わった。クジャクは崩壊し、ジャノメとツバメの融合も解ける。 その身体も轟音をあげて消滅していった。 106 エスプガルーダII・5:2012/09/24(月) 02 25 45.83 ID usJ5VaR50 【エンディング】 ・アサギ編 ジャノメとツバメが消滅するのを見たアサギは涙を流す。 「ガルーダの力なんてあったって、何も生み出せないのね…あたしなんて…消えてなくなればいいのよ!」 アサギは残る全ての力を実験施設めがけ打ち込む。 「さぁ行こう…アサギは良くやったよ…」 自分の中に宿る聖霊の言葉にアサギは笑みを浮かべ、爆風の中に消えて行った。 ・アゲハ編 「俺は、年端も行かない子供たちを殺してしまった。セセリ…おまえもそれで良かったのか…」 再び義妹を、年端も行かない子供たちを殺してしまったアゲハは自責の念に駆られる。 そんな彼を妹のタテハは抱きしめる。 「お兄ちゃんがそんなんでどうするのよっ!落ち込んでいてもしょうがないわ、築こうよ平和な世界」 タテハの言葉に我に帰るアゲハ。見つめあう二人の頭上にはガルーダの羽根と同じ蝶が舞っていた。 ・タテハ編 タテハは実験施設に囚われていた生存者の子供を救出した。 「良かった。みんな無事ね。これからは私が守ってあげるからね」 泣きながら駆け寄ってくる子供たち。 それを見たタテハは涙を流して死んでいったセセリの姿を思い出していた。 「セセリ…私たち、どうしてこんなになっちゃったの?もっと分かり合えたはずなのにね…」 107 エスプガルーダII・6:2012/09/24(月) 09 04 59.31 ID usJ5VaR50 【ブラックレーベル版・セセリ編】 XBOX360に移植されたブラックレーベル版ではセセリもプレイヤーキャラとして選択できる。 設定上はセセリと同等の力と記憶を持つクローン兵器。 身体機能の損傷により父であるシンラ国王・ジャコウが殺されたことまでの記憶がなく。 アゲハ・タテハのガルーダ兄妹と仲良く暮らしていた。 ソーマ国の騒乱を知り、記憶を取り戻さないままセセリは戦地に赴く。 都市へ侵攻する際、セセリはドレス姿の女性と対峙し、彼女を殺した。 それが自分のオリジナルであるとも知らずに。 ソーマ国の野望は打ち砕かれ焦土と化した地を見たセセリはオリジナルの記憶を思い出す。 大好きな父王が殺されたこと。殺したのは今まで慕っていた兄と姉だったこと。 そして今回の戦いでオリジナルである自分をも殺してしまったこと。 悲鳴をあげたセセリはそのまま気を失ってしまう。 気がつくとそこはガルーダ兄妹と母親が暮らす家だった。 セセリのお陰でソーマ国の野望は打ち砕かれたと感謝を述べ、目を覚ましたことを母親に報告するために部屋を後にする兄妹。 その姿を見送ったセセリの顔は歪んだ笑みを浮かべていた。 「戦いは…終わってなんか…いないよ!タテハにアゲハ…たった今始まったばかりだよ…必ず死なすっ!!」 全ての記憶を思い出したセセリは兄妹の殺害とシンラ国の復活という野望を新たに抱くのだった。 エスプガルーダIIのストーリーは以上。 予断だが、セセリは製作スタッフ(特に社長)のお気に入りキャラであり、 上級プレイヤーがストーリーを進めるとStage5のセセリが「憎悪に満ちたセセリ」という強化ボスになる。 「お前のようなボスがいるか」といわんばかりの弾幕の吐きっぷりに「この子はいろいろな意味で愛されてるなあ」と思う次第である。
https://w.atwiki.jp/pokemonkaizouwiki/pages/13.html
改造コード集 次の表の中から好きなページを選択すると、ゲームタイトルに適する改造コード集に移動できます。 無断転載防止の為、改造コードは右クリック出来ないようにしています。 ポケットモンスター ハートゴールド&ソウルシルバー改造コード集 プラチナ改造コード集
https://w.atwiki.jp/so2se/pages/84.html
ウェルチ「クロードッ♪」 クロード「ウェルチ?」 ウェルチ「なにしてるの? こんな所で。」 クロード「ただ海を見てるだけさ。 この海を見られるのも 今日が最後かもしれないから…。」 ウェルチ「ふ~ん……。 ねっ、クロード! しりとりしようよ!」 クロード「しりとり?」 ウェルチ「つべこべ言わずにやるの! じゃあわたしからいくよ…。 『宇宙』。」 クロード「うっ…う…、 『うさぎ』。」 ウェルチ「『銀河』。」 クロード「が!? …えと…ガガガ…、 『ガラス』。」 ウェルチ「……、『好き』。」 クロード「えっ!? 今…」 ウェルチ「もうっ! 何度も言わせないでよね! とっ、とにかく…一緒に生きて 帰ってこなきゃ承知しないんだから!!」 クロード「あぁ、わかったよ。 帰ってきたらしりとりしよう。」 ウェルチ「うん。」 クロード「(そして今度はぼくが…!)」
https://w.atwiki.jp/generation-crossrays/pages/1040.html
効果 習得キャラ一覧 解説 効果 Lv 発動 対象 効果 1 即時 所属グループ 対象エリア内に存在するユニットのHP・ENを10%回復する 2 対象エリア内に存在するユニットのHP・ENを15%回復する 3 対象エリア内に存在するユニットのHP・ENを20%回復する EX 自軍・ゲスト軍 対象エリア内に存在する指定したユニット1体のHP・ENを50%回復する 習得キャラ一覧 + Lv1習得キャラクター 作品 キャラクター 習得Lv 機動武闘伝Gガンダム(DLC) シュバルツ・ブルーダー 1 新機動戦記ガンダムW ヒイロ・ユイ 15 新機動戦記ガンダムW ルクレツィア・ノイン(サンクキングダム) 1 新機動戦記ガンダムW G-UNIT オデル・バーネット 15 ルーナ・アルモニア 1 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz プリベンター・ウインド 15 ∀ガンダム(DLC) ロラン・セアック 15 機動戦士ガンダムSEED ナタル・バジルール 1 アーノルド・ノイマン 15 アサギ・コードウェル 15 レドニル・キサカ 1 機動戦士ガンダムSEED MSV モーガン・シュヴァリエ 15 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 風花・アジャー 1 機動戦士ガンダムSEED XASTRAY カナード・パルス 15 機動戦士ガンダムSEED DESTINY メイリン・ホーク 1 メイリン・ホーク(オーブ所属) 1 カガリ・ユラ・アスハ(DESTINY) 15 ミリアリア・ハウ(DESTINY) 1 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY ジェス・リブル 15 機動戦士ガンダム00 刹那・F・セイエイ(2nd) 15 スメラギ・李・ノリエガ(2nd) 1 ヨハン・トリニティ 15 ネーナ・トリニティ 1 グラハム・エーカー 15 パトリック・コーラサワー 15 アンドレイ・スミルノフ 15 機動戦士ガンダム00P シャル・アクスティカ(00P) 1 劇場版機動戦士ガンダム00 フェルト・グレイス(劇場版) 1 パトリック・コーラサワー(劇場版) 15 ガンダム Gのレコンギスタ(DLC) ベルリ・ゼナム 15 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ チャド・チャダーン 1 ライド・マッス 15 タカキ・ウノ 15 ハッシュ・ミディ 15 メリビット・ステープルトン 1 ラフタ・フランクランド 15 エーコ・タービン 1 カルタ・イシュー 15 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼 アルジ・ミラージ 15 ジャンマルコ・サレルノ 1 Gジェネオリジナル マーク・ギルダー 15 シェルド・フォーリー 1 エルフリーデ・シュルツ 15 ゴート・ローガン 1 ジュウゾー・オハラ 15 + Lv2習得キャラクター 作品 キャラクター 習得Lv 新機動戦記ガンダムW レディ・アン 25 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz カトル・ラバーバ・ウィナー(EW) 25 機動戦士ガンダムSEED ミリアリア・ハウ 25 マーチン・ダコスタ 25 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY プロフェッサー 25 機動戦士ガンダムSEED DESTINY アーサー・トライン 25 コジロー・マードック(DESTINY) 25 機動戦士ガンダム00 アレルヤ・ハプティズム(2nd) 25 クリスティナ・シエラ 25 マリナ・イスマイール 25 機動戦士ガンダム00F ハナヨ 25 劇場版機動戦士ガンダム00 ミレイナ・ヴァスティ(劇場版) 25 ガンダム Gのレコンギスタ(DLC) アイーダ・スルガン 25 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ビスケット・グリフォン 25 クーデリア・藍那・バーンスタイン(第2期) 25 昌弘・アルトランド 25 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼 ナナオ・ナロリナ 25 Gジェネオリジナル ニキ・テイラー 25 アゼリア・ツィー 25 + Lv3習得キャラクター 作品 キャラクター 習得Lv 新機動戦記ガンダムW トレーズ・クシュリナーダ 25 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz ヒイロ・ユイ(EW) 25 機動新世紀ガンダムX(DLC) カリス・ノーティラス 25 ∀ガンダム(DLC) メリーベル・ガジット 25 機動戦士ガンダムSEED フレイ・アルスター 25 機動戦士ガンダムSEED MSV ミハイル・コースト 25 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY ロンド・ギナ・サハク 25 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ネオ・ロアノーク(オーブ所属) 25 キラ・ヤマト(ザフト白服) 25 機動戦士ガンダム00 ティエリア・アーデ 25 アレハンドロ・コーナー 25 ソーマ・ピーリス 25 リヴァイヴ・リバイバル 25 機動戦士ガンダム00F シャル・アクスティカ 25 劇場版機動戦士ガンダム00 スメラギ・李・ノリエガ(劇場版) 25 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ メリビット・ステープルトン(第2期) 25 Gジェネオリジナル マリア・オーエンス 25 ルーナ・マナ 25 + LvEX習得キャラクター 作品 キャラクター 習得Lv 新機動戦記ガンダムW トロワ・バートン 80 リリーナ・ピースクラフト 65 新機動戦記ガンダムW G-UNIT シルヴァ・クラウン 65 ブルム・ブロックス 80 機動新世紀ガンダムX(DLC) ティファ・アディール 65 オルバ・フロスト 80 機動新世紀ガンダムX NEXT PROLOGUE(DLC) ガロード・ラン(NEXT PROLOGUE) 65 カリス・ノーティラス(NEXT PROLOGUE) 65 機動戦士ガンダムSEED ムウ・ラ・フラガ 50 マリュー・ラミアス 80 ラウ・ル・クルーゼ 65 ディアッカ・エルスマン 80 ラクス・クライン 65 機動戦士ガンダムSEED MSV シホ・ハーネンフース 80 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY ロンド・ミナ・サハク 65 機動戦士ガンダムSEED XASTRAY プレア・レヴェリー 65 機動戦士ガンダムSEED DESTINY レイ・ザ・バレル 65 タリア・グラディス 80 ミーア・キャンベル 65 アウル・ニーダ 65 ラクス・クライン(DESTINY) 65 機動戦士ガンダムSEED STARGAZER シャムス・コーザ 80 機動戦士ガンダムSEED ΔASTRAY アグニス・ブラーエ 65 機動戦士ガンダム00 ティエリア・アーデ(2nd) 65 フェルト・グレイス 65 フェルト・グレイス(2nd) 80 アニュー・リターナー(イノベイド) 65 ネーナ・トリニティ(2nd) 65 沙慈・クロスロード 80 セルゲイ・スミルノフ 80 ソーマ・ピーリス(2nd) 65 ヒリング・ケア 65 機動戦士ガンダム00P グラーベ・ヴィオレント 65 機動戦士ガンダム00F ヒクサー・フェルミ 80 シェリリン・ハイド 65 劇場版機動戦士ガンダム00 刹那・F・セイエイ(ELSイノベイター) 65 ティエリア・アーデ(劇場版) 65 ラッセ・アイオン(劇場版) 80 機動戦士ガンダム00I 2314 レオ・ジーク 65 機動戦士ガンダムAGE(DLC) ゼハート・ガレット 80 ガンダム Gのレコンギスタ(DLC) ラライヤ・アクパール 65 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ オルガ・イツカ 65 オルガ・イツカ(第2期) 80 ダンテ・モグロ 65 ヤマギ・ギルマトン 65 ナディ・雪之丞・カッサパ 80 マクギリス・ファリド 80 クランク・ゼント 65 モンターク 65 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼 サンポ・ハクリ 80 デイラ・ナディラ 65 Gジェネオリジナル ラ・ミラ・ルナ 65 レイチェル・ランサム 80 フローレンス・キリシマ 65 シス・ミットヴィル 80 レリーレ・アルナイル 65 デネボラ・シャヒム 65 コード・アメリアス 65 解説 HPとENを同時回復できるスキル。 使用回数1回で両方を回復できる点と、戦艦編成ではスキル枠が1枠で済むのが利点。 堅実に防御で耐えるならばHPリペアが、ENを消費する防御アビリティを使ったり回避頼みで反撃を繰り返すならばENチャージの方が相性がいいので、プレイングや編成で取捨選択するといいだろう。 Lv1〜3の回復量は同LvのHPリペア・ENチャージに劣る。 ただしHPリペア・ENチャージを1回ずつ使うよりもこちらを2回使う方が回復量が多くなるバランスであり、そこのラインをどう捉えるかが評価の分かれ目となる。 EXは2回使ってもHPリペア・ENチャージのEXを1回ずつ使った場合と変わらない。 ただしHPリペアEXは必ず過剰回復になり、ENチャージEXもENがちょうど0になる事はまれである。 小刻みにこちらを使う方が無駄がなくなるので、結果的に回復量が上回ることになる。 また、習得速度に大きな差がある。 HPリペア2はLv1から、ENチャージ2はLv3から使用可能になるキャラクターがいるのに対して、こちらのLv2が使用になるのはLv25からと圧倒的に遅い。 その反面、こちらのLv3はLv2と同様にLv25から使えるキャラクターがおり、HPリペア・ENチャージのそれぞれのLv3よりも早いタイミングで使えるようになる。 ちなみにEXはLv65または80で使えるようになり、HPリペアEXと同じ。 ENチャージEXはLv80からのみなので、こちらの方が早く使えるようになるキャラクターがいる。
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/133.html
353 名前: ブロードウェイを目指して ◆bvueWC.xYU [sage] 投稿日: 2006/08/04(金) 00 10 28 「このセリフの時のかぐや姫ってどんな事思ってるのかな?」 「ここはお爺さんやお婆さんをおちょくってるんじゃないのか?」 「でもかぐや姫は二人には育ててもらった恩があるんですよ? それを考えたらかぐや姫が二人に馬鹿にするような セリフを吐くのはおかしいと思いますよ。それに……」 「おーい。何について話してるの?」 三人とも台本を片手に各々の意見を交換している中、俺は思い切ってシエル先輩に話しかけた。 「あ、遠野君」 「今ね、三人でここのかぐや姫の心情を考えてたの」 「どこどこ?」 言われたページ数を見つけ出して大体の内容を把握する。場面は貴公子がかぐや姫の家を出入りするようになってからの お爺さん達とかぐや姫の結婚の問答についてのくだりだった。 お爺さん「大事な大事なわしの姫よ。姫は人間界のお方ではないがここまで姫を育てた私たちに何か恩返しをしてはくれまいか」 かぐや姫「たとえ貴方が私の実の親でなかろうともどうしてそのような事を拒む事が出来ましょうか。何なりとおっしゃってください」 お婆さん「嬉しい事を言ってくれますね、姫。では申しますが人間界では男と女という者はお互いがお互いと結婚するのが 当然の常なのです。ですから、姫もどなたかと結婚するべきなのです」 かぐや姫「…………なぜ結婚などしなければならないのでしょうか?」 お爺さん「姫は人間界の者ではありませんが女であります。じいがこうして生きている間は独り身でいられるかもしれませんが 将来の事を思うとじいは不安でございます。幸いにも五人の貴公子様が姫との結婚を望んでいます。そのどなたかと結婚してはくれまいか」 かぐや姫「私はたいして美人ではありませんから結婚した後で浮気でもされたら騙されたと思って後悔してしまいます。 どんなに素晴らしい方が私に求婚しても私はそれに応じないでしょう」 お爺さん「ですが貴公子様達はどなたもすばらしい方ばかりで、しかも五人が五人とも深い愛情をもってございます。ここはじいの顔を立てると思って……」 かぐや姫「…………分かりました。ですが五人の方の気持ちはすべて同じでしょうから優劣がつけられません。 私が望むものを持ってこれた方をもっとも深い愛情の持ち主と判断してその方の妻となりましょう」 「なるほどね……」 「わたしはかぐや姫が本当に二人の気配りが分からないんだと思ってるんですけどね」 「それはどうして?」 俺はシエル先輩の強気な主張の真意を確かめようとした。 「だって、かぐや姫は地球人ではなく月星人なのでしょう? それなら地球での慣わしや取り決めなど理解などできるはずないじゃないですか」 「それでも俺はそういう風には思えないんですよ」 「有彦はどうして?」 先輩の主張を真っ向から否定する有彦の意見としては、 「これから後の展開を見てもかぐや姫は結婚っていう言葉をどうも軽く扱いすぎていると思うんだよ。 だから二人をどう思ってるとかじゃなくて結婚自体を馬鹿にしてるんじゃないか、って」 「なるほどねぇ」 セリフの流れからはどちらが正しい解釈なのか分からない。奇しくもお互いに説得力はある。 俺は最後に弓塚に尋ねた。 「弓塚はどう思う?」 「う~ん……ちょっとよく分かんない。なんていうか、シエル先輩と乾君の両方が正しいような気もするし……」 「でもそれって変じゃないか? 先輩は知らない上で分からないって言ってるのに、俺のは意図的に分からないって 言ってるんだから」 「……………………う~ん」 四人とも頭を揃えてうんうん唸る事しかできなくなってしまった。 ここらでもう結論づけるしかないのではないだろうか。 俺は…… 1.先輩の意見を推す 2.有彦の意見を推す 3.折衷案を取る 投票結果 1 1 2 5 決定 3 4
https://w.atwiki.jp/u-sk/pages/15.html
急がなくっちゃ 急がなくっちゃ 何よりも早く、何よりも先に 急がなくっちゃ 急がなくっちゃ 誰よりも早く、誰よりも先に 時が満ちる 手遅れになる それよりも早く、それよりも先に 「……止まってんな」 「……止まってるね」 二人は己が目を疑っていた。 その異様な光景を、他の言葉で表すことは出来ないだろう。 ミドガルガ大陸最大の滝、フンデルトヴァッサーファールが、文字通り“静止”していたのだ。 事は二日前に遡る。 フォルスト=デル=シックザールを発ち、骨の谷を抜けた二人は、大河ミルヒシュトラーセ下流の村へとたどり着いた。 もともと静かな農村であり、旅人が上流の街を目指す際に必ず立ち寄る有名な村である。 だがしかし、村は原因不明の干魃に襲われ、ほぼ壊滅状態となっていた。 悠久の時の中、絶えず大地を潤していたミルヒシュトラーセが干上がるという突然の異変。 アサギはそこにヴェクサシオンの影を感じ、村人たちの悲願を聞き入れた二人は原因究明のため大河を遡った。 そして、骨の谷より注ぐ滝の異変を発見したのである。 「……だめだ、術式展開できない。 原因要素はもっと上の方みたい」 「よし、上流だな、ッと」 「わっ! ちょ、エンジ!?」 エンジはアサギの身体を軽々と持ち上げると、その肩に乗せ上流へと歩き始めた。 「この方が楽だろ?」 「そ……そりゃそうだけど……大丈夫?」 「お前みたいな軽いの、朝飯前だって」 エンジはそう笑いながら、軽快に足を進めていった。 「……ねぇ、エンジ」 「ん?」 エンジの肩の上で、アサギがふと口を開く。 「最近、なんか優しいよね」 「んがッ、きゅ、急に何言い出すんだよ……」 「んー……ただなんとなく、かな……」 アサギはどこか嬉しそうな笑みを浮かべながら、青空を飛ぶ鳥たちの群れを眺めていた。 「もう少しで、大きい街が見えると思うんだ。そこで話を聞いてみようよ」 「よし、ちゃんと掴まってろよ」 エンジはアサギにそう言うと、少しだけ歩調を速めた。 -フリーデン=シュタットツェントルム 自由の街- 魔導大国エルフェンバインの中でも比較的新しい街ではあるが、その規模は大陸でも五本の指に入る。 魔大戦以後、この街は職を求める若者達で溢れかえり、瞬く間に大都市へと発展した。 元々小さな炭坑街であったが、蒸気機関の発展により炭坑の需要が増え、瞬く間に成長した夢の街でもある。 だが…… 「……なんだ……誰も居ねぇじゃねぇか」 エンジの呟く通り、大都市と歌われたフリーデンの街には、誰一人として居なかった。 人は愚か、鳥や虫一匹すら見つからないのである。 「……エンジ、怖い……」 アサギがエンジの額に抱き着く。 「……だっ、大丈夫だッ」 エンジはそう強がってみせた。 ……一時間ほどは経っただろうか。 街中歩き回ったところで、やはりこの街には誰一人として居ない。 無人かと思われるほどに静まり返った街。 対照的に空には雲ひとつなく、太陽は穏やかに街を照らしている。 その現実感に乏しい光景は、美しさの裏にどこか不気味な何かを孕んでいた。 「……おかしい、おかしいのは解ってるんだけど……」 そう言いながら、アサギはその場に座り込んだ。 「疲れたか?」 「うん……ちょっと」 「……考えたところで進展しなさそうだしな……休もうぜ」 そう言い、エンジは近くの宿の戸を叩いた。 「イッ!!?」 「エンジ?」 突如エンジが拳を押さえて苦痛の表情を浮かべた。 「ってぇ……なんだこりゃ、石みたいに硬くなって……」 「石みたいに……エンジ、この街の一番真ん中にある建物って、わかる?」 唐突にアサギがエンジに問いかける。 「んあ、なんか思い付いたのか?」 「うん、たぶん……だけど」 アサギが険しい表情を浮べる。 「……俺もあんまこの街はくわしくねぇけど、あそこじゃねぇか?」 エンジが指差したのは、大きな尖塔だった。 「……大聖堂、か」 大聖堂前の巨大な広場。 不思議と噴水の水は止まっていた。 この街でもっとも高い尖塔が聳え、エルフェンバインの教会のシンボルである捩れた螺旋の輪を貫く十字架が美しい影を落とす。 「やっぱり」 アサギは噴水の周りを調べてこう呟いた。 「エンジ……この枯れ葉、拾って見て」 「んぁ、枯れ葉って……んんっ!? ふぬぅぅぅぅぅっ!?」 エンジは噴水に浮かぶ枯れ葉を摘み上げた。 「ふぐぅぅぅぅぅぅううううう!!! うぬぅぅぅぅううう!?」 しかし、その怪力をもってしてもその枯れ葉を持ち上げる事はできなかった。 水面に浮かぶどの枯葉を持ち上げようとしても、まるで固まっているかのように動かない。 その上、水面すらもまったく波打つ様子が無いのである。 「ど、どうなってんだ、こりゃ?」 「僕にも信じられないけど……間違いない」 一呼吸置いて、アサギが口を開いた。 「時が、止まってるんだ」 「な、なんだって?」 時が止まる。 現代魔術では、全ての存在に干渉する絶対的な力である“時”は操作できない。 だが、この空間上に物が静止し、固定されていると言う事は、時が静止しているとしか言いようが無い。 それはすなわち、かつての魔大戦の産物……とりわけ強力な魔導器に宿る異界神の力であることを意味する。 「すると、もしかしたら……あった!! エンジ、ここ斬って」 「こ、今度はなんだよ……」 アサギが指差した空中に、エンジは剣を振るった。 「!?」 乾いた音と共に、不可視の何かが弾け飛んだ。 「こ、こんなこと……」 「やっぱり……」 気づけば先程までの青空は黄昏色に染まり、あたりには、まるで蝋人形の様に固まった人々が佇んでいる。 何かに驚いたような形相で、一寸たりとも微動だにしない街の人々…… 「な……こいつら……」 「間違いない、街中の時が止まってるんだ」 つい先ほどまでは無人だったはずの街に、変わり果てた姿の人々が突如出現したのだ。 「あ、アサギ……俺、なんだかよくわかんねぇよ!!」 「何者かがこの街の異変を隠していたんだ……これを使ってね」 取り乱すエンジとは裏腹に、アサギは冷静に地面に落ちた何かを拾い上げた。 「大量生産された魔導器の一種で、インビジベルって言うんだ。」 アサギの掌には、醜く歪んだ小さな銀色の鐘が握られていた。 「耳に聞こえない音色で脳を混乱させて、“ここには何もない様に見せる”トラップなんだ」 「……誰が、いったい……」 エンジが警戒した。 「……へぇ、魔導器に気づく奴がいるんだァ」 刹那、頭上から何者かの声が聞こえた。 「誰だ!?」 聖堂の螺旋十字のシンボルの上に、怪しい人影があった。 その姿は裸に近く、両手両足が甲殻に覆われ、朱色の長い髪が風に揺れる。 「やっと来たなジャバウォック、待ちかねたぜ」 その声は自信と傲慢さに満ち溢れていた。 異形の男は螺旋十字から軽やかに飛び降り、獣じみた笑顔を浮かべる。 爛々と輝く瞳は異様な眼光を発していた。 「こいつ、人じゃない!!」 「何!?」 ギチギチと昆虫じみた奇音を発しながら、異形の男が立ち上がる。 露になった胸板には、魔導構成式に多用される特殊記号……ルーンが刻まれていた。 「ホムンクルス!?」 アサギがその正体を見抜き、驚きの声を上げる。 「クハハハ……そのとおり」 異形の男がニタリと笑う。 「オレはホムンクルス……だが、“あの方”がもうすぐヒトにしてくださる」 「何ィ……!?」 傲慢に満ちたホムンクルスの言葉にエンジの顔が怒りに満ちる。 それは錬金術師が戯れに産み出した、創られし生命。 禁忌である錬金術の封印と共に葬られたはずのそれが、今自身の前に立ち憚っている。 その事実を、アサギは信じることができなかった。 おそらくこのホムンクルスは魂の代わりとして、程度の低い雑霊でも宿しているのだろう。 しかし、その肉体には常人以上の魔力が循環している。 なにより、その右腕には、純白の表紙を持つ魔典が携えられていた。 「オレの名はフォーン、いずれヒトを越える存在だ、覚えておいて損は無いぜ!!」 「ぬかせ!!」 エンジがホムンクルス、フォーンに抜きつけた。 その表情は錬金術に対する尋常ではない恨みを体現する。 生命を弄ぶと言うこと。 世界の奇跡を冒涜する“ヒトならざるもの”がヒトを超えるなどという戯言に、エンジは怒りを隠せなかった。 「どりゃあああ!!」 「ふんッ!!」 フォーンが魔典を開く。 「何!?」 閃光と共に、エンジの一閃はフォーンの身体に届く寸前に止められてしまった。 「時の絶対防壁の前では何もかもが無力だぜ?」 「な……どぁッ!?」 エンジは一瞬にしてフォーンの魔力で弾き飛ばされ、崩れるレンガの壁にめり込んでしまった。 「馬鹿な……ッ、ニンゲンもどきがこんな……!?」 崩れた壁の時が再び止まり、エンジの身体を拘束してしまう。 時の支配者はこの空間に流れる時を全て制御できるようだ。 フォーンは時までも武器として使ってくる。 「く、糞ッ……逃げろアサギ!!」 「ドラッツェ……!!」 応戦のため魔典の封印を解除し、アサギが印を切る。 「おおっと!!」 刹那。 「アン……ぐふぅッ!?」 時を早め加速したフォーンが、アサギの詠唱より先に攻撃を仕掛けた。 加速した敵の掌打をその身に受け、アサギの小さな体が地面を二転三転した。 「はははッ!!! さぁ、その魔典をよこしやがれ!!」 フォーンがさらに攻撃の構えを見せた。 「くっ!!シュテルンシュトルム!!」 「ッ、何!?」 アサギが光線を足元に放ち、その爆風を受け宙へと舞い上がる。 「術式……!!」 「……かかったな!!」 「展 」 それは瞬く間であった。 アサギの身体は時の縛鎖に縛られ、完全に静止してしまったのだ。 「く……あははははッ!!!魔典ジャバウォックは頂いていくぜ!!」 「あ、アサギ!?」 フォーンが魔力を集中した為だろう、時の縛鎖が解かれ、エンジは広場へと飛び出した。 「アサギを返せ!!!」 エンジはフォーンに斬りかかる。 「無駄だ!!」 フォーンはアサギの空間座標のみを限定的に解放する。 通常目には見えない時の縛鎖が光の鎖として出現し、フォーンはそれを掴むと瞬く間に飛び上がった。 「……んっ!?」 しかし、何故か魔典ジャバウォックは縛鎖に縛られ静止したアサギの腕からするりと抜け落ち、そのまま広場へと落下する。 慌ててエンジがそれを追い、その大きな手で受け止めた。 「糞ッ!! デカブツ!! その魔典を北の聖廟に持って来い、この餓鬼の命と引き換えだ!!」 そう吐き捨てると、フォーンは黄昏の空へと消えていった。 「……糞っ……」 エンジはそう吐き捨てながらも、よろめきながら地に膝を突いた。 エンジは夜闇のなか、辛うじて戸の開いていた民家に避難し、傷を癒していた。 鋼のような肉体は人一倍早く傷を塞いでいく。 だがそのの精神は徹底的に傷つけられ、エンジはまるで石のようなベッドに身を横たえたまま自身の不甲斐なさを責めていた。 そして“我”とて主無き身、アサギの魔力が無ければ手も足も出ない。 ……しかしながら、我には一つの疑問があった。 我が真底にある、“ある構成要素”が時の縛鎖を断ち切ったのは理解できる。 しかし、時の止まったアサギには、その構成要素を引き出し、限定展開することは出来ないはずなのだ。 解せない。 「……なぁ、ジャバウォック」 突然エンジが我に語り掛けてきた。 しかし、書物状態の我に声は聞こえても、我が声はエンジには届かないはずだ。 「あのホムンクルス、俺を弄くりやがった錬金術師のニオイがしやがる」 ……エンジの言葉の真意が理解できない。 エンジに超嗅覚でもあるのか、それともあのホムンクルスの裏に何かの影を感じたのか。 「あの黒い魔法……間違いねぇ、ディアマントの奴だ……生きてやがったのか」 その言葉に、我が耳を疑った。 魔力をある程度もてあます者は、若干ながら他の魔力の気配を感じ取る力を持つ。 エンジには、魔法を使えるほどの力は無いはずだ。 しかし、その言葉は間違いなく、敵の魔力を感じ取っていたという意味だろう。 ……試す価値は、ありそうだ。 『エンジ』 「ん!?」 ……聞こえた。 アサギと同様、この男にも我の言葉が聞こえるのだというのか。 魔導とは何の縁も無い、この力だけが能の男に…… 『我が声が聞こえるのか』 「聞こえる…ちゅうか、耳に聞こえないけど、頭の中で声がする、ちゅうか……ジャバウォックか?」 『そうだ…可能であれば、我が表紙を開け』 「あ、あぁ」 戸惑った様子だったが、エンジは即座に我が表紙を開いた。 『驚いたな……魔力無き者に我が開けるとは』 魔典から溢れる光が、我が姿を朧げながらに顕現させる。 基本的に、魔典とは魔力無きものが開けばただ意味のわからない記号や数式、そして図形の書かれた本でしかない。 しかし、魔力あるものが魔典を開くとき、その体に宿る魔力が構成式に反応し、その力を吸って魔法を発動するのだ。 「あ、アサギがいねぇのに……どうやって?」 『我にもわからん……ん、そうか……』 エンジの背を見て、思い出した。 『お前に宿る大地の精の魔力が、我に干渉しているのか』 おそらくだが、エンジの肉体を異形たらしめている大地の精霊の魔力が滲み出しているのだ。 その魔力は奇跡をおこす術を知らぬエンジの中で燻っていたのだろう。 それが魔典を通して、我が姿を顕現させるのに使われているということか。 『ならば、話は早い……我らでアサギを奪還するぞ』 「っつったって……俺の力じゃお前を召喚できないぜ……多分」 『そうだろう……しかし、我が構成式の一部をお前に移し、限定的に力を解放する事は出来るやも知れん』 「何?」 『簡単に言えば……お前の肉体を仮の我が肉体として、数分間だけ我が力を貸し与える事が出来るのだ』 「……ぜんっぜんわかんねぇって」 『だろうな……だが説明している時間はない、お前の構成式に組み入るぞ!!』 そう言い、我が身体がエンジに被さる。 「だ、だァッ、何考えてるんだよ!!」 『其れはこっちの台詞だ、何を考えている』 我が存在は今、エンジの認識上で補足されているだけの“現象”に過ぎない。 故に、エンジが猥雑な事を想像すれば、我もその様に認識されてしまう。 こうしている間にも我が舌は、エンジの首筋を這っていた。 「は、ぐぅ……そん……な……ヤベェって……」 我としては非常に気に食わないが、構成式を移す行為をこやつが性行為と混同している以上、致し方ない。 「あ……うぅ……」 『五月蝿い……もう少し大人しくせい』 見ればエンジはすでに衣を脱ぎ捨て、自身を隆々といきり立たせていた。 『全く……そんなモノでお前はアサギを貫こうと想っていたのか?』 「そ、そんなんじゃ……ねェって……でも……あわよくば……あぁッく」 『止めておけ……怪我をさせるだけだ……』 見かけ上、我が右手は頻りにエンジの身体を弄っているが、実際はこやつの構成式を探っているだけだ。 森羅万象、そして我にも存在する、“その存在の構成を魔導を用いて記述した式”。 エンジの構成式は、過去に錬金術師によって改竄されている。 どこかに、その際こやつの構成式に埋め込まれた大地の魔導式が存在するはずだ。 そこに我の中枢を一時的に移し、我が力を貸し与える。 本来、エンジの肉体を構成する式には大地の魔導式は存在しないもの、ここを改竄したとて肉体に影響は無いはずだ。 程度の低い魔属や夢魔なんぞがヒトの肉体を奪う際に使う手の応用だが、他に術はない。 『見つけた……組み入るぞ』 「ちょッ……まだ心の準備が」 『問答、無用』 「んあぁぁあああああ!!!!!」 何を考えているのか、我が肉体がエンジを貫き、体内へと進入する。 こやつの想像は下品で好かない。 だが早々に式を移さねば、果てられて契約に失敗しては困る。 『式を移すぞ……心を開け』 「んあっ……うぅ……もう……開いちまって……あがぁああああ!!」 こやつ、たかが“己の煩悩”に夢中になり、無心になっている。 だがその方が好都合だ。 「ぅがあぁぁぁぁああああああああああッ!!!!!!」 エンジは我が式を移すと同時に、そのいきり立つものから精を吹き出し、果ててしまった。 筋肉で隆起した腹、そして胸板に吐き出された精が降りかかる。 『愚か者が』 「う……るせぇ……溜まってたんだよ」 『そうではない……まぁ、一時契約は完了した。煩悩が抜けた所でアサギを救出するぞ』 「……おぅし、って……ジャバウォック、どこだ?」 『中枢式を失っているからな……強いて言えば今はお前と同体になっている』 構成式とは別に、中枢式というものが存在する。 その存在を制御するもの、精神とか魂などと呼ばれているものがそれに当たり、いま我の中枢はエンジの式の中に移されている。 もっとも、エンジの中枢の邪魔さえしなければ問題は無いはずだ。 「よし。お前に全部まかせるかんな! 行こうぜ!!」 エンジは即座に着替えを終え、我が魔典を携え街へと飛び出した。 果ててなおこの体力……若さとは恐ろしいものだ。 「やい、ニンゲンもどき!!!!!」 街の北、かつての大司祭の霊を祭る聖廟の門の前でエンジは大声を上げた。 大聖堂ほど煌びやかではないにしろ、その厳格さは随一である。 なにより、この場所は大地より多くの魔力が自然とあふれ出している。 存在の維持に膨大な魔力を消費するホムンクルスが根城にするには都合がいいのだろう。 「やっと来たか、待ちくたびれたぜ」 時の呪縛を解かれた大門が開かれる。 その中に、白き魔典を携えたヒトならざるものと、時を止められたアサギの姿があった。 「とっとと魔典を渡しやがれ!!!!」 白き魔典の封印が解かれた。 「いけ、時の縛鎖!!!!」 魔典から飛び出した光の鎖がエンジに襲い掛かる。 「へへへ……一度やってみたかったんだよな」 「何?」 「ジャバウォック、封印解除!!!」 魔典ジャバウォックの拘束が解除され、我が構成式が溢れ出す。 それら全てがエンジを包み込み、その姿を変貌させた。 「ハァッ!!!!!!」 閃光と共に、時の縛鎖が砕け散る。 「馬鹿な!!!」 赤かった体毛は我が蒼天の色に染まり、手にする大剣は我が愛槍の刃へと変化していた。 「あ、あれが神槍、バンダースナッチ!?」 「いくぞオラァアアアッ!!!!!」 「クソォォォオオ!!」 より大量の縛鎖が襲い来る。 「閃ッ!!!!」 バンダースナッチの切っ先が閃き、その全ての縛鎖が断ち切られる。 「な、に……!?」 バンダースナッチは雷の化身、その切っ先は時をも斬り裂く。 「糞……あの方の言うとおり、バンダースナッチ相手じゃ分が悪いってことかよ!!」 フォーンは魔典の力で加速し、エンジの剣をかわしながら反撃の時を待つ。 「ハァッ……ハァッ……」 フォーンが息を切らしながら一気に距離を置く。 その刹那、甲殻で包まれたフォーンの肉体がボソボソと崩れ始めた。 「なんだ……様子が……」 『ホムンクルスは己の魔力だけでその肉体を保っている……奴め、魔法の使いすぎで魔力が底をついたのだろう』 「よし、終わらせようぜ!!」 エンジが一気に攻め込む。 「うおぉおおおおおおお!!」 「くゥッ!!絶ッ対防壁!!!!」 閃光が辺りを包む。 「無駄だアァァァァァァッ!!!」 エンジの剣が閃き、神槍バンダースナッチの刃が静止した時の壁を斬り裂いた。 「ぎゃあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」 その一閃はフォーンの右腕を一瞬にして斬り落とし、アサギを縛る不可視の鎖をも断ち切る。 「……解ッ!!!!」 「な、ああああああああああッ!?」 時の呪縛が解けると同時に、アサギが術式展開を発動した。 本来生まれ持った物ではないホムンクルスの肉体の構成式は、異界神同様、非常に脆い。 「いまだ、破邪顕正!!!」 エンジの拳が光り輝く。 「観、音、掌おおおおぉぉぉぉぉおッ!!!!!」 展開されたホムンクルスの構成式から、エンジの掌が中枢式を打ち抜いた。 悪を焼き尽くす菩薩掌ではなく、中枢を分離させ無力化する観音掌を使うあたりがこの男の優しさだろうか。 『あ、あ……せっ、カク、体が、手に……はイったの……ニ、ち、ちく、ショオオオオオオオオォォォォォォォ……』 本来の姿である雑霊の姿を聖廟の聖なる気に晒され、フォーンは浄化され消えていった。 「……い、一体……エンジ?」 「おう、無事だったか?」 「そ、その格好は?」 『我が力を貸し与えたのだ』 我はエンジの肉体から分離し、空にその姿を結んだ。 「くっ……はぁ、はぁ……」 『流石になけなしの魔力を使い果たして疲弊したか……しかしながら、見事であった』 「え、エンジがジャバウォックを……?」 「へへ……お前の為だったら、身体張るぜ……」 「あ」 アサギに抱きかかえられたのをいい事に、エンジはその頬に口づけた。 「よし……3センチの恨み……晴らした……ぜ」 「え、あ、え、何? 今なんかした? ジャバウォック?」 『いや、見ていなかったな……さて』 我が力を見事に使いこなし、気を失ったエンジに敬意を表してここは黙っておいてやろう。 『聖廟に満ちる魔力が我らの姿を結ぶ故…そろそろその姿を現せ、静寂のワイツ=カーニヒェン!!』 先程まではホムンクルスの肉体であったのだろう、緑色の粘液にまみれた白い魔典がゆっくりと開く。 『よかった……間に合った』 溢れる白い光の中、輝く何かが顕現する。 「ジャバウォック……彼は?」 『うむ……時を司る魔典“カーニヒェン白書”に宿る異界神……白兎、ワイツ=カーニヒェンだ』 それを聞いたアサギが、無意識にも異界神の姿を想像する。 光は空にその形を結び、白き兎の姿を借りた異界の神……ワイツ=カーニヒェンが安堵の表情を浮かべた。 『久しいね、憤怒のジャバウォック』 『呑気に挨拶なぞ……貴様、“こうなると解っていて”ヒトならざるものに力を貸したな?』 我が言葉に、ワイツ=カーニヒェンは肯いた。 『これに力を貸したのは“あの方”に逆らう力が無かったから。だけど、君が来て僕の力を断つ事はわかっていたし』 『では……』 『僕の力を利用して、“螺旋城”の封印が解かれた。アリスを不思議の国に導くのは僕の役目だったから』 『そう、か……』 アサギは不思議そうな顔をして我らの会話を聞いていた。 しかし、今は恐らく、説明してやれる時間はない。 『貴様も“アレ”に加担するつもりなのだろう』 『いやでもそうなるかもしれない、でも、まだ間に合う』 『……今、何人がアレに憑かれたかわかるか?』 『うん、“沈黙”と“衰退”……それと“栄光”が。』 『“栄光のグリフォン”……』 その名に我は怒りを隠せなかった。 グリフォン……貴様…… 『“傲慢”も海を超え、ここにもうすぐ現れる……“迷想”は相変わらずだけれど』 「ジャバウォック……何を話しているの……?」 アサギが口を開く。 『……アサギ、お前に黙っていたことがある』 「えっ」 頃合とはこういうものだ。 いま明かしてやったほうが、我としても胸のつかえが取れる。 『かつて……魔典ヴェクサシオンに宿る狂気の神ジョーカーは、その存在を七つに分断され、封印された』 『分断されたジョーカーの化身七体は、各々が魔典に記述されることで封印され、深き眠りに着いた。』 ワイツが割って入る。 『その七体とは、栄光、衰退、迷想、静寂、憤怒、沈黙、そして、傲慢』 『内……“静寂”とはこのワイツ=カーニヒェン、そして“憤怒”とは我、ジャバウォックのことなのだ』 「!!!!」 アサギの表情が強ばった。 無理もあるまい、憎むべき最大の敵の末端がこの我だったのだから。 『無理もあるまい……我とて長き友であるお前に言うことができないことを歯がゆく思っていた……』 「……」 アサギは口を開かなかった。 その表情が、瞬く間に曇っていく。 異界の神たる我が胸中に、かつて感じたことの無い焦燥感のようなものがあふれ出していた。 『でも、恐れなくてもいいよ……少なくとも、このジャバウォックはジョーカーに抗う者の一人だ』 そんなアサギをワイツがなだめた。 「どう言う事……?」 『ジョーカーの力とはこの世界全ての否定だ。何者がその力を何に使おうとしているのかは僕には解らないけど……』 ワイツが我が目に何かを訴える。 我が胸中を打ち明けろとでも言うように。 『……我は、お前が居るこの世界が否定されることが気に食わん、ただ、其れだけのことだ』 「ジャバウォック……」 アサギの表情が緩んだ、次の刹那。 『!!!!!!』 ワイツの小さな身体を、無数の触手が貫いた。 「何!?」 『あぁ……う、ぐぅ……』 ワイツが苦痛の表情を浮かべる。 「お喋りが過ぎるぞ、ワイツ=カーニヒェン」 冷静な声が聖廟に響いた。 漆黒の触手を目で追い、声の主を一瞥する。 漆黒のマントに、黄金の仮面。 その手には、漆黒の魔典が不気味な黒い魔力を吹き出している。 「き……さま……ッ」 「エンジ!?」 気絶していたはずのエンジが、鬼の形相で仮面の男を睨み付けていた。 「ヴォルクガング……ディアマント……ッ!!」 その名に耳を疑ったのはアサギだった。 「馬鹿な……あの錬金術師は死んだはずだ……!!」 仮面の男は不敵な笑みを浮かべていた。 「さて……そんな古き者の名は忘れたな」 「糞ッ!!!!」 エンジは立ち上がろうとしたが、もはやその巨体を支える力は残っていなかった。 「さて……お仕置きだよワイツ=カーニヒェン」 もがき苦しむワイツを術式展開し、それを分解し、仮面の男は自らの魔典に取り込んでいく。 『うあぁぁぁ!!!あ、あぁ……う、うぅ!!』 ワイツの仮の姿、カーニヒェン白書から次々と構成式が消えていく。 『あぅぅぁ……ジャバ……ウォック……!!』 「む!!」 構成式からワイツは自ら中枢式を切り離し、魔典ジャバウォックへ脱兎の如く逃げ込んできた。 「くッ……抗うか、まぁ良い……メインは無くとも今は構成式さえあれば十分だ」 男が魔典を閉じる。 「やっぱり……ヴェクサシオン!!!!!」 「くくく……お前がジャバウォックのマスターとはな……」 男は不気味な笑みを浮かべてアサギを見つめた。 「もしお前がその運命に逆らうなら、その魔典を以てより高き場所へと来い、世界の真実を見せてやろう」 ヴェクサシオンを従える男はそう言うと闇の中へと消えていった。 「……」 アサギはその目を見開き、仮面の男の姿をしかと焼き付けていた…… 『縛鎖、限定解除!!』 我が魔典の構成式を共有する事になったワイツ=カーニヒェンが、滝にかけられた静止の魔法を解く。 「急に解くと鉄砲水になっちゃうから、雪解けと同じ速度で元に戻るよう設定しました。これで大丈夫です」 同じく魔法を解かれた住民達が歓喜の声を上げていく。 干魃に悩まされていた下流の村も、これでなんとかなるだろう。 「しかしよ、何であのニンゲンもどきは街の時間を止めたりしたんだ?」 『アリスが嘆きを求めているから』 「嘆き?」 ワイツはエンジの問いに答えた。 『アリスとは力を失っているジョーカーの事なんだ。彼女は復活のために負のエネルギーを求めている……嘆きの力をね』 「なるほどね……そんで、それを指揮してんのがディアマント、ってことか」 「……でもエンジ、ディアマントは死んだんだよ?確かに彼の魔力はディアマントに似ていたけど……」 アサギは不安げな表情を浮かべた。 ヴォルフガング=ディアマント。 過去にエンジの肉体を異形化し、暴走した彼の手によって殺められた悪しき錬金術師。 謎に包まれていた人物ではあるが、かつてアサギよりその名を聞いたことがあった。 その男は魔の者と契約した魔属の一人であり、己の快楽のため怪物を産み出していた狂人だったという。 そして、何者よりも狂気の神であるジョーカーの力を最も欲していた男でもあると…… 『その人のことは知らない。ただ確かなのは、ジョーカーの力はこの世界全ての否定……世界から全てを奪い、消してしまうということ』 「そのなんだ……否定、って言われてもなぁ」 『文明の転換、古い世界秩序を否定し、新秩序のもと新たな世界として再生する……それが世界の代謝、ジョーカーの存在意義だから』 「……余計わかんねぇよ、ウサ公……まぁ、あのディアマントみたいな奴がろくでもないこと考えてるってのはわかった」 エンジはそうワイツに言った。 『なにより、アリスはもう目覚めてしまった……今は時空のどこかにある“螺旋城”で復活の時を待っている』 「とりあえず、あのいけ好かんお面野郎をぶっ飛ばせばいいんだろうさ」 エンジがそう言って笑う。 「……そうかな……そうだといいけど……」 アサギは遠い目のまま、未来への不安を募らせていた…… あぁ~あ…… あそこでミーがジャバウォックに組み入って時の縛鎖を切らなんだら、ああ呑気にやってらんにゃいのにニャーン…… まぁ言うな。 ぼくらは飽くまで傍観者、時が来るまで大人しくしていようじゃないか。 デゥェッヘッヘッヘ、シラを切るだなんて素敵なニャァーン…… 第二幕 Weies Kaninchen 了